車イスのダンサー

クラスに、車いすの男の子がいる。リアルGleeだ、、といちばんに思ってしまった。後日、感動する光景を目の当たりにして涙を堪える出来事があった。

この話題については、物議を醸しそうだが、正直に自分の思った感情をとにかく綴りたい。

バレエのテストの日。わたしのミュージカルスクールはきっと普通以上に手堅いサポートや理解があると認識している。だから授業でも、誰かが変な気遣いや粗相をするのではという心配もなく、安心して委ねることができる。バレエのテストが始まると、5人ずつ名前を呼ばれた。もちろん彼も自分の場所につく。踊れないから、曲の間ずっと座ってるのかなと思ったら、手と足を器用に動かしてみんなと同じ振り付けを見事にこなしていたのだ。そうか、、そりゃあ立たないだけで車椅子だって踊れるのかと、気付かされた。つま先まで器用にピンと伸ばし、腕もバレリーナの動きで踊り切った。障がいのある人に免疫のない自分に驚きながら、必死に涙を堪えた。

また演技のクラスでも、車椅子になった経緯を聞かれてて、答える彼の姿を見るやいなや泣きそうになった。

クラスのときにドアを開けてあげたり机を出してあげたりしたいけど、どこまでしたほうが良いのか、難しいと思いながらこれから知っていこうと思う。

彼ともっと仲良くなりたいな。

コメント

タイトルとURLをコピーしました